-
う蝕(虫歯)は歯の表面についたプラーク(歯垢)中に含まれる細菌により作り出された酸が原因で起こります。
「甘いものばかりを食べていると虫歯になる!」と昔からよく言われていましたが、厳密に言うと砂糖が原因だけでは(それだけでは)虫歯はできません。
虫歯ができるしくみ
う蝕(虫歯)は歯の表面についたプラーク(歯垢)中に含まれる細菌により作り出された酸が原因で起こります。
「甘いものばかりを食べていると虫歯になる!」と昔からよく言われていましたが、厳密に言うと砂糖が原因だけでは(それだけでは)虫歯はできません。
その昔、学校の歯科検診などで、歯医者さんが歯を見ながら「C1、C2、C3…」等と言っていたのを覚えているでしょうか。あれはむし歯の進行具合のことで、「C」は「カリエス:caries」の略で、英語で「むし歯」の意味です。日本語でむし歯のことを専門的に「齲蝕(うしょく)」と言います。
むし歯は、以下の程度によって4段階に分けられています。
C1(治療回数1〜2回)
- 虫歯の始まりです。
痛みはありませんが、治す必要があります。
C2(治療回数1〜2回)
-
冷たい水や甘い物がしみるようになります。
早く治しましょう 。
C3 Pul 歯髄炎(治療回数5〜6回)
-
虫歯が神経まで進んでいます。
神経を抜いて根の治療が必要です。
C3 Per 歯根膜炎(治療回数7〜8回)
-
根の先に病気があります。
消毒を繰り返す必要があります。
C4(治療回数1〜2回)
-
虫歯が進んで歯の頭がなくなりました。
腫れたり、痛んだりしますので早く抜きましょう。
上記の表は、あくまでも目安です。 お口や歯の病状によって、治療内容や回数は変わる事があります。